2017/09/17

丁寧に書く

このところ、いろいろなことが重なって、
スケジュール的にも心の中もパンク寸前、ぐちゃぐちゃした状態でした。
そういうときは、失態もしてしまうもので、自分の言動に自己嫌悪。
あ~、ダメだな~。。。

そんなときは、手帳を開いて、とりあえず、今の気持ちを記してみる。
ぐちゃぐちゃした汚い走り書きで、ドバーッと吐き出す。

ふと、久しぶりにきれいな字で書きたくなった。

不思議と、字を丁寧に書くようにしたら、気持ちが落ち着いてきた。
バタバタするのが癖になってるみたいに、走り書きをするのも癖になってて、
意識してゆっくり丁寧に書いてみると、けっこういいみたい。

自分の心の中のざわつきを鎮められて、穏やかさを取り戻すことができ、
言葉を吟味しながら選ぶ中で、心の中が整理され、すっきりとした気持ちになった。
何より、きれいな字は後から読み返しても気持ちいい。

全然関係ないけど、ご飯の食べ方みたいなものかな、とも思った。
忙しい忙しいとついかきこんで食べていたご飯を、
ゆっくりよく噛んで味わって食べるのに似ているみたい。
忙しいからパッと済ませたい(済ませなければならない)ご飯だけれど、
でも、忙しいからこそ、その合間のご飯の時間がアクセントになって、
その時間を大切にすることで、その日を整える効果があるというかなんというか。

日々をせかせかしないで生活するのは難しいけど、
どこかで強弱をつけてというか、深呼吸の時間をとるのは必要なんだなと思った。

静と動のバランス。
上手にとるのはなかなか難しいけれど、少し意識してみるだけで、
ぐちゃぐちゃ忙しい(と感じる)日々が、充実している(ように感じられる)日々に、
変わるのかもしれない。
ようは、自分の中で、どう受け止めるかってことなのかな。

日記を丁寧な字で書いていたら、なんだか楽しくなってきた夜。
硯にでも向かいたい気分。
と言いつつ、向かった先は台所。手にしたものは日本酒。
今日は肌寒いから、久しぶりに飲んじゃお~(笑)。

ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました。。